FAQ
Q. 宿泊料金はどのようにして計算していますか。
シーズン、休日の日並び、イベント、地域の需給バランス、競合施設の料金、予約ペースなどを要素にして、AIと統計処理の両方を用いて計算しています。
Q. 神の軍配から各OTAへの料金登録は可能ですか。
可能です。神の軍配が部屋毎、かつ、年月日毎に料金ランクをサイトコントローラーへ送信し、さらに、サイトコントローラーが各OTAに料金を書き込むように命令をだします。
Q. 神の軍配の提案料金と異なる料金設定は可能ですか。
可能です。推奨料金を参考に1,000円程度の幅で料金設定されるホテルがあります。神の軍配が知り得ない情報を持っていたり、人が得意とする直前の料金を神の軍配の提案と異ならせるケースが多いです。料金設定の操作は神の軍配上で完結します。
Q. 神の軍配から各OTAへの料金登録は可能ですか。
可能です。神の軍配が部屋毎、かつ、年月日毎に料金ランクをサイトコントローラーへ送信し、さらに、サイトコントローラーが各OTAに料金を書き込むように命令をだします。
Q. 部屋タイプ毎に料金調整したいのですが。
可能です。部屋タイプ毎に料金ランクカレンダーを使うことができます。料金ランクカレンダー数の制限はありませんが、宿泊料金提案までするのは3部屋タイプまでです。それを超えると有償オプションになります。
Q. ホームページ用にベストレート設定できますか。
可能です。また、海外OTAを高く設定したり、早割を適用したりすることもできます。
Q. 食事付きプランを停止する日がありますが、大丈夫でしょうか。
素泊りプランを販売して、食事付きプランを停止する場合、 サイトコントローラーの売り止め機能を使う方法をおすすめします。 他の方法として、神の軍配のカレンダーを食事の有無で分ける方法がありますが、停止できないサイトがあります。
Q. 口コミを料金計算の要素にしていないのはなぜですか。
口コミ点数と料金との相関係数が低いことが判明しましたので、直接的に口コミデータを推奨料金に反映しないほうが良いという結論に至りました。口コミはホテルの改善に利用し、改善に伴い集客が良くなり、その結果、推奨料金が上がるということになります。 口コミデータを自然言語レベルで分析するツールを開発中です。施設の改善に利用できます。なお、日本語のみですので、外国語の口コミ評価はTrust Youなどをお勧めします。
Q. ビッグデータを活用していますか。
まず、ビッグデータの定義ですが、データ量が多いことと、非構造化データであることが要件になります。 データ量についてですが、神の軍配では、旅行者個人の旅行動向のデータまでは利用しておらず、料金、空室、イベント、日並びなどを収集・利用しています。セブンイレブンのPOSシステムやNTTドコモの各携帯電話の位置情報などに比べると少な過ぎますので、ビッグデータとは言えないでしょう。 次にデータの構造ですが、イベント情報などの非構造化データを収集しておりますが、全体としては構造化データがメインです。 従いまして、現在はビッグデータを活用していません。 今後、非構造化である画像データや口コミ本文については活用する可能性があります。
Q. PMS連携はしていますか。
カスタマイズにて連携します。 ネットエージェントに出す宿泊料金を計算するためには、サイトコントローラーに記録されているデータで多くはカバーされます。 さらに、PMSと連携することで、リアルを含めた正確な予約データが利用可能になります。その結果、販売チャンネル毎のキャンセル確率評価などができます。ただし、自館のデータのみなので、機械学習には適さず、収益を劇的に向上させるほどの料金提案にはなりません。
Q. イベントの収集方法を教えてください。
チケット販売サイト、医師の学会のサイト、大会場のイベント情報、花火大会のサイトなどから自動および手動で収集しています。
Q. 売上の目標設定はありますか。
売上の目標設定は単なる願望になりますので目標設定はありません。すなわち、実力をオーバーした月間の売上目標を設定すると、無理に高い料金を設定することになります。そして、稼働が悪くなり却って売上げが低くなります。そして、月の半分15日になると目標未達額が大きくなり、残り15日で挽回しようとしてさらに高額の料金を提案するため、余計に売上目標から遠ざかります。プライシングだけで目標を達成できるとするサービスはロジック的に破綻しているかもしれません。広告掲載の提案までするのであれば目標設定の可能性はあります。
Q. 神の軍配を導入すればレベニューマネージャーは解雇できますよね。
解雇は法律上の問題をクリアすることが必要ですが、収益面だけで考えると次のようになります。 改革派のレベニューマネージャーは是非、継続雇用して欲しいです。 レベニューマネジメントは単なるプライシングだけでなく、広告・プロモーションとセットで行なう時代に突入しています。この戦いを勝ち抜くには、レベニューマネージャーの経験が活かされます。企画出身の人だけだと、稼働は上がったものの、収益が下がったというケースが比較的多くなります。多くの意欲ある改革派のレベニューマネージャーは神の軍配を使った広告・プロモーション戦略を立案から執行まで手掛けられています。神の軍配の効果を最大化するためにも継続雇用することをお勧めします。 なお、レベニューマネージャーが不在のホテルでは、神の軍配を使って、支配人や予約係が空き時間に料金設定しています。
Q. じゃらんが開発したレベニューアシスタントとの違いはなんですか。
(1)神の軍配は各サイトへの料金登録ができますが、レベニューアシスタントはできません。 (2)神の軍配はイベント情報を収集・提示しますが、レベニューアシスタントはホテルスタッフがイベントを登録します。 (3)レベニューアシスタントは目標設定ができますが、神の軍配は目標設定ができません。 (補足)目標設定は技術的課題が多いです。例えば、rev.PARの月間目標を実力以上に設定した場合、無理に高い料金を設定することになります。そして、稼働が悪くなり却って売上げが低くなります。そして、月の半分15日になると目標未達額が大きくなり、残り15日で挽回しようとしてさらに高額の料金を提案するため、その後の予約は殆ど入らなくなります。ただし、広告やプロモーション・クーポン戦略など、プライシング以外の提案をするシステムであれば目標を設けても良いかもしれません。 (注意)レベニューアシスタントについては2018年のサービススタート時点の資料に基づいています。最新の仕様についてはベンダーにお問い合わせください。